

カゾモルフィン・グリアドルフィンと自閉症
カゾモルフィン・グリアドルフィンは、ともにモルヒネ様物質です。 化学的にモルヒネに似ているので、脳内でモルヒネ様の作用を引き起こします。 どのように作用するのかはまだ解明されていませんが、カゾモルフィン・グリアドルフィンが血液脳関門を通過し、ヒトの行動や感情をコントロールしている脳の部分に作用すると言われています。そして多くの精神障害を増悪させる可能性があります。 カゾモルフィン・グリアドルフィンって何・・・? カゼイン(ミルク、チーズ、その他乳製品など)の不完全消化段階に留まっているペプチドがカゾモルフィンです。 グルテン(小麦、ライ麦、大麦、その他穀物など)の不完全消化段階に留まっているペプチドがグリアドルフィンです。 これらは、人体に吸収されるところまでは消化分解されている物質ですから、人体に入り不適切に作用する恐れがあるのです。そしてモルヒネ様作用がありますので、ヒトは喜んでカゼイン・グルテンを食しているのです。 カゾモルフィン・グリアドルフィンは自閉症の患者の尿中で高濃度に存在することが発見されたのが最初です。自閉症の患者さんは、腸に炎