アメリカで開催された IMMH conference 2015 に参加してきました。

9月17日〜9月19日に米国カリフォルニア州サンディエゴでIMMH conference 2015が開催されました。

IMMHとはIntegrative Medicine for Mental Healthの略です。

自閉症スペクトラム障害・広汎性発達障害・うつ病・統合失調症・双極性障害などの精神疾患に対する統合医療の研究会です。

Dr.James Greenblatt(ジェームス・グリンブラッド医師)、Willam Shaw PhD(ウィリアム・ショー博士)、Dr.Kurt Woeller(クルト・ウォラー医師)など米国におけるオーソモレキュラー(栄養療法)、Biological Psychiatry(バイオロジカル・精神医学)におけるリーダー的存在の科学者や医師による講義が4日間、朝から夕方まで行われました。

美しい港町サンディエゴのHyatt Regency Mission Bay And Spa Marinaに缶詰状態で毎日勉強に明け暮れました。

受付ではきちんと日本の国旗も用意されていました。

当クリニック(ARPを含む)でもバイオロジカル検査で利用しているThe Great Plains Laboratoryの所長でもあるWillam Shaw PhD(ウィリアム・ショー博士)の講義は非常に楽しくそして勉強になる内容でした。日本においてもお話があったホスホリパーゼA2や多発性硬化症のお話、そして鉄過剰と精神症状のお話しは驚愕でした。ヘモクロマトーシスが精神症状を誘発する事は、予測できていましたが、ヘモクロマトーシスと診断されていない状態でも遊離鉄の増加が精神症状を誘発しているようです。臨床の中でもフェリチン値が高い患者さんなどはとくに検証する価値があります。これからもっと検証を重ねていきますので、またご報告いたします。

Willam Shaw PhD(ウィリアム・ショー博士)からは「よく来たな!」と歓迎していただけました。

今回のIMMH conferenceでもっとも直接聞いてみたいと思っていたのが、Dr.Kurt Woeller(クルト・ワラー医師)の講義です。自閉症スペクトラム障害、アルツハイマーなどのバイオロジカルな治療をThe Great Plains Laboratoryとともに長年、研究・実践している米国人医師です。彼の講義は、ウェビナーなどを通じてよく聴いているのですが、実際の講義となると非常に迫力に満ちていました。そして彼の治療に対する熱意がひしひしと伝わってきました。Dr.Kurt Woeller(クルト・ワラー医師)は自身の治療方針の4つの柱の中にメチレーションのサポートが含まれているため、とても芯の通った講義をしてくれます。

懇親会ではDr.Kurt Woeller(クルト・ワラー医師)から「君のおこなっていることは非常に重要なことだ!頑張りなさい!」と励ましの言葉をいただきました。Dr.Kurt Woeller(クルト・ワラー医師)から学ぶ事は山のようにあるので、これからも彼から多くを学んでいきたいと思っております。

展示ブースでは様々なサプリメントメーカーやラボなどのブースがならび情報が溢れていました。

3日目の晩には、The Great Plains Laboratoryのプライベートレセプションにご招待いただき、ホテル最上階のプライベートラウンジにてGluten/Soy Freeの食事を摂りながら、世界中の医師とお話しする機会をいただきました。

その中で感じた事は、まだまだ世界的にもメチレーションを重視した栄養学的な治療は浸透しきれていないということです。

自閉症スペクトラム障害や広汎性発達障害のみならず、うつ病や統合失調症、さらに癌治療においてもメチレーション関連遺伝子のSNPs(一塩基変異多型)を調べて、それに基づいた栄養学的な治療を行うことは重要です。

実際に当クリニック(ARPも含む)ではすでにメチレーション関連遺伝子を調べて栄養学的な治療サポートを行い、良好な改善を示している患者さんが多数いらっしゃいます。

今回の学会で得た情報は、これからブログにて発信していくつもりです。

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