水銀とは・・・?

 

原子番号80の元素で、元素記号はHgです。

常温、常圧で凝固しない唯一の金属元素で、銀のような光沢を放つことからこの名がついています。

 

水銀は、脳神経細胞の神経原線維をむき出しにさせてしまいます!

 

脳神経細胞の軸索末端には成長円錐という構造があります。

 

成長円錐の構造の中で、神経原線維の周囲を形成し、微小管を構成するチューブリンと呼ばれる分子が存在します。

  

チューブリンはその分子同士が結合することで微小管を構成します。

チューブリンにはα部位、β部位が存在します。微小管を構成するためにはエネルギー供給のためにβ部位にGTP(グアノシン三リン酸)が結合しなくてはなりません。

 

しかし、水銀が脳内に多く存在する場合、このチューブリンβ部位に水銀が結合してしまいます。

 

水銀が結合したチューブリンは、分子同士が互いに結合できず、神経原線維の周囲に微小管を構成できなくなってしまいます。

 

つまり、脳神経が萎縮しているのではなく、水銀の影響により微小管が構成できず、神経原線維がむき出しになってしまいます。この状態が、まさに脳神経細胞が萎縮しているように見えるのです。

微小管は電気コードの絶縁体のようなものです。神経原線維がむき出しということは、電気コードの中身がむき出しになっている状態をイメージしてください。

  

 

つまり、微小管の構造に不具合が生じている場合、電気的シグナルの伝導効率が低下します。つまり、脳神経の働きが低下するということです。

 

 

このことで生じる症状や疾患は以下のようなものです。

 

   

・自閉症スペクトラム(自閉症、ADHD、ADDなど)

・統合失調症

・うつ病

・パーキンソン病

・アルツハイマー、認知症     など

 

 

 

では、水銀はどこから暴露し、体内蓄積するのでしょうか?

 

・海産物            ・塗料

・歯科アマルガム充填(銀の詰め物)

・チメロサール(予防注射などの防腐剤)

・殺虫剤            ・防カビ剤

・加工食品           ・水質汚濁

・火力発電所         ・赤チン(マーキュロクロム液)   など

 

 

放射性物質を除き、もっとも危険な金属が水銀です!

 

 

身近なところからの暴露源は、予防注射(チメロサール:水銀の防腐剤)、歯科アマルガム合金、海産物でしょう。

 

予防注射によってチメロサール(水銀の防腐剤)が含まれているのは肝炎ウィルス・インフルエンザウィルスに対するワクチンです。しかし、ワクチンを接種した人が全て自閉症を発症するかといえばそうではありません。確かに水銀は原因のひとつです。しかし、その背景には遺伝子の問題があります。

重金属の排泄はメチル化に依存します。メチル化が適正におこなわれない遺伝子変異を持っている場合、水銀の影響を受けてしまいます。

 

 

 

歯科アマルガム充填に用いられるアマルガム合金は、銀や錫、亜鉛や銅などを混ぜ水銀で練ったものです。

 

現在でも保険適応されています。ご高齢の歯科医師はいまだにアマルガムを患者さんにつめています。

 

このような歯科医師は「この水銀は無機水銀であるから体には問題ない。水銀は日本人の体には多いし・・・」などと言います。今まで平然と患者さんに施術していたことが、実は毒を盛っていたとは言えないのです。

 

「アマルガムなんて今の若い人には使われていない!」などと医療関係者がおっしゃっていましたが、当クリニックではもっとも若い方で、5歳児に充填されているアマルガム合金を確認しています。当然、20代、30代の方でもたくさん確認しています。

 

*アマルガム合金を除去する際には必ず、栄養療法およびキレーション療法を実践している歯科医院で行ってください。

 

アマルガムから溶出した水銀は、口腔内細菌のメチル化を受けてメチル水銀に変換されます。また、腸内細菌によっても同じ反応が生じます。しかし、これは無機水銀は問題ないと言っているのではありません。無機水銀であっても十分毒性が強い金属です。

 

アマルガムが歯に充填されている場合、胎盤を通して、胎児へ移行する水銀量も明らかに多いとわかっています。

 

そして、この水銀の影響で、自閉症スペクトラム・アレルギー・統合失調症などを生じる原因の一つになるのです。

 

 

 

キレーション療法では、水銀やその他の有害重金属の状態によって、アミノ酸キレート剤を選択します。

注意は、重金属は75%くらいは便中排泄であるということと、アミノ酸キレート剤には抗菌作用・抗ウィルス作用があるということです。

つまり、腸管の状態がよくないと適切な排泄が望めませんし、キレート剤の作用によってダイオフ現象や酵母菌死滅反応が生じかねません。キレーション療法に入る前に必ず腸内細菌層を整えなくてはいけません。

 

 

体内に水銀や鉛が多い方には、腸管内で酵母菌(真菌・カンジダ菌)の異常増殖の可能性があります。

 

水銀や鉛は白血球のミエロペルオキシダーゼ酵素の活性を阻害するからです。

この酵素は、活性酸素である次亜塩素酸を生成する酵素です。そして、カンジダ菌などに対する人体の主な防御機構でもあります。

よって、水銀や鉛などが体内に多い方は、腸内でカンジダ菌の異常増殖の可能性があります。

キレーション治療時には、腸内を確認し、重篤な場合は腸内へのアプローチを行ってから実施しなくてはなりません。

 

また、キレーション治療前にMPA(メチレーション関連遺伝子検査)の実施をおすすめします。CBSやNOSのようなアンモニアの問題が懸念されるSNPs(一塩基変異多型)を持っているお子様場合、キレート剤を許容できないかもしれません。

 

 

水銀汚染の症状を以下に示します。

 

・慢性的疲労感                ・うつ症状

・情緒不安定                 ・中枢神経、末梢神経障害

・記憶力減退                 ・集中力欠如

・免疫力低下                 ・アレルギー症状

・心臓血管系疾患               ・甲状腺機能低下

・カゼイン、グルテンによる慢性アレルギー   ・認知障害

・不妊症                   ・女性特有の癌        など

実際に乳歯に詰められていたアマルガム

JUN DENTAL CLINIC